生田神社:舞楽「蘭陵王」
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IKUTA Shrine
雅楽に舞を伴う、大陸起源のものを「舞楽」という。「蘭陵王」は実在の諸侯王で、竜を模した仮面を着けて味方を鼓舞したことから、その様が舞となり、勝利の舞として大変縁起の良いものとされている。
日本においては、12世紀後半に平清盛が大阪四天王寺から楽所を宮島の厳島神社に移したことで、舞楽が今日まで伝えられている。生田神社・権禰宜(ごんねぎ)の酒井康博は、神主の勉強中に厳島神社で舞楽を学び、生田神社にも舞楽を持ち込み、「生田雅楽会」としても活動を継続している。