三好建正：データ同化でゲリラ豪雨に挑む

MIYOSHI Takemasa

スピーカーの紹介

理化学研究所計算科学研究機構データ同化研究チームチームリーダー

スピーカーの略歴

1977年青森県生まれ。幼少時代より神奈川県で育つ。2000年京都大学理学部卒業。同年気象庁入庁。2003年より2年間、人事院行政官長期在外研究員として米国メリーランド大学に留学、博士号を取得。その後、気象庁予報部数値予報課技術専門官、メリーランド大学助教授を経て、2013年1月より現職。現在、メリーランド大学大気海洋科学部客員教授、海洋研究開発機構地球シミュレータセンター招聘主任研究員を兼務。2008年度日本気象学会山本・正野論文賞受賞。気象予報士。

主な研究分野は、スーパーコンピュータを使った天気予報。シミュレーションと現実世界とを結びつける「データ同化」が天気予報の精度に大きな影響を与える。データ同化に関する第一人者として、スーパーコンピュータが打ち出す数値と、世界中から集められる気象観測データとを結びつけ、天気予報の精度向上に挑む。