TEDxKobeSalon vol.17: 汽水域 メインビジュアル2021年11月15日
汽水域
「曖昧な境界」に向き合いなおす
私たちの手が届く付近には、さまざまな「境界」がある。
コミュニティの内と外。
興味と無関心。
自由と制約。
意識するかしないかに関わらず、
私たちは自ら、数多くの境界を作り、
それらの狭間に居場所を作って生きている。
境界は、時としてわずかな振れ幅も許さない、
厳格な壁のように感じられることもあるだろう。
しかし、ものごとの境界は、思いのほか曖昧かもしれない。
多くの境界は、実は移ろいやすく、潮の満ち引きのように、
形も範囲も変えながら揺らいでいるのではないだろうか。
内側と外側がグラデーションで混じり合う
曖昧な波打ち際で、
あえて身近な範囲に境界を区切るのか。
グラデーションの一歩向こうへ境界を押し広げるのか。
ひたすら境界の先へと突き進もうとするのか。
さらに内外が混ざり合う、曖昧な境界を広げるのか。
TEDxKobeSalon vol.17では、この「曖昧な境界」に向き合います。