TEDxKobe 2016 パブリックビューイング
2016年6月13日

2016年6月12日に開催されたTEDxKobe 2016にあわせて、兵庫県豊岡市で行われたパブリックビューイングのご報告です。

概要

TEDxKobe 2016の開催地である神戸と同じ、兵庫県にある豊岡市でパブリックビューイングを行いました。豊岡市は兵庫県北部にある、人口8万人のまちです。コウノトリの人工飼育や主要産業である「豊岡鞄」で知られ、城崎温泉や神鍋高原などの観光地も有名です。政令指定都市である神戸とは異なり、人口減少や高齢化などに悩む多自然地域ですが、この地を気に入り都市部からIターンする人も多いようです。

会場

パブリックビューイングは豊岡市のコミュニティスペース「豊劇」で行われました。「豊劇」は築90年を超える古い映画館ですが、映画館の閉館に伴いリノベーションを行い、地域コミュニティの活動の場「CINEMACTION豊岡劇場」として生まれ変わりました。映画の上映はもちろんのこと、家や職場以外の居場所として、またこの地域で暮らすことを楽しめる場として多くの若者が集う場となっています。

パブリックビューイングの様子

当日は延べ40人前後の人が会場を訪れ、好みの飲み物を楽しみながらTEDxKobe 2016を観覧しました。大学生から経営者まで、幅広い年代と多様な職業の参加者が集まりました。

豊劇ブレイク

パブリックビューイング終了後、セッション3のトークやパフォーマンスを中心に感想や意見を交換するイベント「豊劇ブレイク」を行いました。議論は大いに盛り上がり、イベント終了後も遅くまで話をする参加者が沢山おられました。

参加者の声

ほとんどの参加者が大いに満足した様子でした。よく聞かれた声は次のようなものです。

  • トークを楽しむことが出来た
  • TEDトークはよくみるけれど、1人でみるのとは大違いだった
  • 仕事以外の新たな交流がうまれたので良かった
  • 全く違う考え方や感性の人とお話し出来て刺激になった
  • 知的なイベントが増えると嬉しい
  • 多様な人と繋がることが出来た
  • これからも開催されるのであれば是非参加したい

まとめ

今回のパブリックビューイング及びそれを受けての豊劇ブレイクは成功に終わったといえます。これまでTEDやTEDxに親しみのなかった地域に小さな種をまくことは出来たようです。TEDxKobe同様、単発のイベントが目的ではなく、コミュニティの成長や進化を目的として、活動を継続して行こうと思います。