TEDxKobe 2016のメインビジュアル
2016年6月1日

TEDxKobe 2016のメインビジュアルを公開しました。

「今ある関係性を飛躍させる、さらなる可能性を見出そう」

TEDxKobe 2016のテーマには、そんな思いが込められています。今回のメインビジュアルは、ダンスユニット「Nous」にご協力いただきました。二人のダンスを見ると、今回のテーマ「Spring out in unity」をまるでそのまま体現してくれているようでした。

彼らは、ジャンルという特定の枠組みにとらわれず、お互いのイメージや、関係性を見つめ合いながら、その時々で絶えず変化を続ける、その唯一無二の世界観。TEDxのメインビジュアルに写真を使用する、さらにはダンスを採用するのも、おそらく前例のない事です。何度もイベントを開催してきた私たちTEDxKobeにとってチャレンジであり、TEDxらしさってなんだろう?TEDxコミュニティーで何ができるだろう?といった、これまでの関係性を新たに見つめ直す機会にもなりました。

当日、Nousさんのメインビジュアルがどのように盛り上げてくれるのか乞うご期待!是非ご参加下さい。

テーマ「Spring out in unity」

自分とつながっているどんな関係にも、さらなる可能性を見出そう。そして可能性の数だけ、つながりの価値を飛躍させよう。TEDxKobe 2016は、そんな決意を込めて「Spring out in unity」というテーマを掲げました。当たり前になってしまった人との結びつき。些細で見落としそうな研究対象。ちょっと気になるけど無関心を装ってしまったニュース。それらの人や物、出来事と、自分との間にある「つながり」は細く、より強くしようと考える機会さえ失われているかもしれません。しかし、そんなつながりの中にも、さらに深め、育て、高めることで見えてくる、次なるステップへのきっかけが眠っているに違いありません。それを揺さぶり起こしたとき、つながりは弾け出すような気持ちとともに、強く、豊かになっていくはずです。自分とつながる全ての関係が、そこかしこで飛躍する未来を目指して。

Nous(ヌース)

山本 晃、Rion Watleyによる、京都を中心に活動するダンスユニット。常にお互いの中に見える風景からインスピレーションを得て、身体を委ねるスタイルは、どの様式にもとらわれない。ストリートで培った確かな身体能力をベースとする表現手法は、見る者の心を揺さぶり、惹きつける。近年、ダンスコンテストで数々の賞を獲得するも、それに甘んじることなく、今も変容を続けている。

Nous

Nous is a dance unit by YAMAMOTO Akira and Rion WATLEY, who are performing in and around Kyoto. Being inspired from what each sees from the other’s inner space, they surrender themselves into other. Their style is totally free from now-existing styles. Fostered on the street, their style is backgrounded by their firm and steady physical abilities, never stop stirring their beholders. These days they have been winning a number of prizes in dance competitions, however, they never get content with what they got, and try to improve their performances.

撮影の様子

OTANI Kouichi